全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2018年7月30日12UTC
ヨーロッパにリッジ、暖気
【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は大~小。小さいのはユーラシア大陸の東半分。
アイスランドのSに寒冷渦。ヨーロッパにリッジ、暖気。フィンランド~ロシアN部に高気圧、暖気。イランに高気圧。カラ海に寒冷渦、シベリア90~60Eに寒気トラフ。シベリア140Eに寒冷渦。ベーリング海170Wに寒冷渦。アラスカ~カナダW部にリッジ、暖気。アメリカSW部に高気圧、再び昇温。カナダN部に寒冷渦。アメリカ中部~E部に寒気トラフ。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大~小。
南極大陸:90Eに高気圧、中心周辺は暖気、周囲の寒気は概ね維持。ウェッデル海に寒冷渦停滞、南極半島で降温。
中緯度(30~70S):05Wの寒冷渦、ニュージーランドのリッジ、南米大陸S部のトラフが目立つ。南アフリカにリッジ。オーストラリアSW部にトラフの寒気。同SE部はトラフ前面。ニュージーランドにリッジ。南米大陸40S以南で寒気強化、30S帯(30~40S)は暖気持続。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
モーリタニアに高気圧、昇温。アラビア半島の暖気持続。アフリカ10S帯(10~20S)で昇温。南米大陸20S帯(20~30S)で寒気持続。
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載