全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年9月13日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ウクライナの寒冷渦:寒気南下
・サハリンの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ90Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ウクライナの寒冷渦:寒気南下、850hPa・16℃線が30N(リビアN部、エジプトN部)まで
・シベリア115Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は55N
・サハリンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が45Nまで
・カナダ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に太平洋140W~大西洋05Wの流れで蛇行大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・アフリカ大陸SE部で寒気北上、850hPa・16℃線が15S近くまで
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しS
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、バレンツ海、タイミル半島、カナダN部に散在
・南半球低極 -44℃:南極大陸10E84S、110E72S付近
・高極(13日00UTC) 28℃:アルジェリアSW部とその周辺、スーダン~イラン、アメリカSW部、メキシコN部
・高極(13日12UTC) 32℃:サウジアラビア~イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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