全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年9月15日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・スウェーデンの寒冷渦:寒気南下
・カスピ海の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ65Wの寒冷渦:寒気南下
・ニュージーランドのSの寒気トラフ:寒気北上
・チリのWの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・スウェーデンの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
・トルコW部のリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は45Nの少しS
・カスピ海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・16℃線が35N近くまで
・モンゴルW部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は45Nの少しS
・カムチャツカ半島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が50Nまで
・太平洋170Wのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が50Nまで
・カナダ65Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が45Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S以北まで
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・ニュージーランドのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-8℃線が50S以北まで
・チリのW(太平洋95W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・チリ35S以北で昇温:850hPa・20℃以上の領域が出現
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:グリーンランドN部
・南半球低極 -44℃:南極大陸10E85S付近
・高極(15日00UTC) 28℃:モーリタニア~アルジェリア、アラビア半島~イラン
・高極(15日12UTC) 32℃:サウジアラビア、イエメン、イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/