全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年1月12日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・アフガニスタンの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア115Eの寒冷渦:寒気東進
・日本海のリッジ:暖気東進
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下
・南インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・バルカン半島の寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が25N近くまで、リビア、エジプトで降温
・ロシア45Eのリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は60Nの少しS
・アフガニスタンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が30Nまで
・シベリア115Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-16℃線は45N
・日本海のリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は45Nの少しN
・カナダ120Wのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が60N近くまで
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35Nまで
・カナダ85Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が60Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が45S以北まで
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -40℃:シベリア120E65N付近
・南半球低極 -20℃:南極点周辺
・高極(12日00UTC) 28℃:ナミビアSE部~南アフリカNW部
・高極(12日12UTC) 28℃:ナミビア~南アフリカ、オーストラリアW部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/