全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年2月13日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・グリーンランドのEのリッジ:暖気北上
・ロシア45Eの寒気トラフ:寒気南下
・サハリンのNWの寒冷渦:寒気南下
・メキシコNW部の寒冷渦:寒気東進
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にグリーンランドのEのリッジの流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Nの少しN
・グリーンランドのEのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70N以北まで
・ロシア45Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が40Nまで
・中国100Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が25N近くまで
・サハリンのNWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-20℃線が45Nまで
・メキシコNW部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は25Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しS
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・太平洋145Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN、アルゼンチン中部(30~40S)で降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア130E58N、145E64N付近、グリーンランドN部
・南半球低極 -28℃:南極大陸05E85S付近
・高極(13日00UTC) 28℃:アルゼンチンW部
・高極(13日12UTC) 28℃:ナミビアとその周辺、ウガンダ、エチオピアNW部、サウジアラビアS部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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