全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年9月14日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア125Eの寒冷渦:寒気南下
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が45N近くまで
・シベリア125Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が55N近くまで
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が40Nまで
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は40Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にオーストラリアのS(110E)~南極大陸100Wの流れで蛇行大
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30S
・インド洋75Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・太平洋125Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しN
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Sの少しN、ブラジルS部で降温
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:グリーンランド
・南半球低極 -40℃:南極大陸05E85S付近
・高極(14日00UTC) 32℃:イラン
・高極(14日12UTC) 32℃:アラビア半島~パキスタン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/