全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年10月27日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イベリア半島の寒気トラフ:寒気南下
・カザフスタン80Eの寒気トラフ:寒気東進
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にアラスカのSの高気圧を周る流れで蛇行大
・イベリア半島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が35Nまで
・カザフスタン80Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45N
・サハリンのNWの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-4℃線は45N
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しS
・オーストラリアのS(130E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・チリS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:北極海150E86N付近
・南半球低極 -36℃:南極大陸105E85S付近
・高極(27日00UTC) 28℃:アンゴラS部~南アフリカ中央部
・高極(27日12UTC) 32℃:ナミビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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