全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年12月4日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランスの寒気トラフ:寒気東進
・モンゴルW部の寒気トラフ:寒気南下
・シベリア135Eの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリア中央部、SE部での昇温
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・フランスの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45Nの少しS
・リビアの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が30N以南まで
・モンゴルW部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が45Nまで
・シベリア135Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が40Nまで
・アメリカ90Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は35N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋40Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40N
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・オーストラリアのS(120E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・オーストラリア中央部~SE部で暖気東進、昇温:850hPa・20℃線は35Sの少しS
・ニュージーランドのE(170W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S近くまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -40℃:シベリア140~145E
・南半球低極 -20℃:南極大陸20W84S付近
・高極(4日00UTC) 28℃:ボツワナ
・高極(4日12UTC) 32℃:ナミビアE部、ボツワナ
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/