全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年12月28日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・カスピ海の寒気トラフ:寒気南下
・モンゴルW部の寒気トラフ:寒気南下
・日本海の寒気トラフ:寒気東進
・アメリカ90Wの寒冷渦:寒気南下
・アルゼンチンのSEの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋40Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-4℃線は45N
・ベラルーシのリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は55N
・カスピ海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が40Nまで
・モンゴルW部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が40Nまで
・日本海の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は40Nの少しS
・カナダ105Wのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が55Nまで
・アメリカ90Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が30Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・インド洋60Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30S
・オーストラリアのS(150E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・ニュージーランドのEのリッジ:暖気南下、850hPa・8℃線が50Sまで
・太平洋115Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・アルゼンチンのSE(50W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が45S近くまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア145E、155E付近、グリーンランドN部
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(28日00UTC) 24℃:アンゴラ、ナミビア、オーストラリア、アルゼンチン、ブラジル
・高極(28日12UTC) 28℃:ナミビア、オーストラリア

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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