全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年1月3日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・スヴァールバル諸島のNの寒冷渦:寒気強化
・モンゴルの寒気トラフ:寒気東進
・日本海の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリア125Eの寒冷渦:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・スヴァールバル諸島のNの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-28℃以下の領域拡大
・ロシアS部(45E)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が45N近くまで
・モンゴルの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は45N
・日本海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が30N近くまで
・カナダNW部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が60Nまで
・アメリカSW部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30Nまで
・アメリカ95Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が45Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・インド洋75Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45Sまで
・オーストラリア125Eの寒冷渦:寒気北上、850hPa・20℃線が25Sまで
・太平洋100Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が45S以北まで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:グリーンランドE部
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(3日00UTC) 24℃:ナミビアとその周辺、オーストラリア
・高極(3日12UTC) 28℃:ナミビアとその周辺、オーストラリア
※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/