全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年1月19日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパの寒気トラフ:寒気南下
・中国105Eの寒気トラフ:寒気南下
・サハリンのNWの寒冷渦:寒気南下
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアW部での昇温

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にサハリンのNWの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35N
・ヨーロッパの寒気トラフ:寒気南下:850hPa・-8℃線が45N近くまで
・カザフスタン70Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が45N近くまで
・中国105Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が40Nまで
・サハリンのNWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-24℃線が45N近くまで
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が35Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・オーストラリアW部で昇温:850hPa・32℃以上の領域拡大
・ニュージーランドで昇温:850hPa・16℃以上の領域出現
・太平洋140Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア135E付近
・南半球低極 -20℃:南極点付近
・高極(19日00UTC) 24℃:ナミビア、オーストラリアW部、メキシコ、パラグアイW部とその周辺
・高極(19日12UTC) 32℃:オーストラリアW部

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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