全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2018年8月7日12UTC

ヨーロッパW部に暖気

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は小~やや大。
イギリスのNWに寒冷渦、前面のヨーロッパW部に暖気。チュニジアに寒冷渦、アリジェリアN部、チュニジアに寒気。バレンツ海に寒冷渦。イランに高気圧、縮小。シベリア100Eに寒気トラフ。ラプテフ海に高気圧。オホーツク海N部に寒冷渦。北極海160Wに寒冷渦。太平洋145Wに寒冷渦。エルズミーア島に寒冷渦。アメリカSW部に高気圧。カナダE部に寒気トラフ。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大~大。
南極大陸:70Eに高気圧、暖気、周囲に寒気。145Eに寒冷渦、周辺で強い寒気(850hPaで-40℃以下)拡大。90Wにリッジ、暖気。
中緯度(30~70S):30Eのトラフ、85Eのトラフ、180Wのリッジ、115Wのトラフが目立つ。南アフリカにトラフの寒気。オーストラリアSE部の寒気抜ける。ニュージーランドにトラフ前面の暖気。南米大陸30S帯(30~40S)をトラフがE進。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
サハラ砂漠では、アリジェリアの高気圧が消滅し、リビアの高気圧が強まる。アフリカS部10~25Sで昇温。オーストラリアE部に寒気。フィジー、トンガの寒気持続。南米大陸20S帯(20~30S)はトラフ前面で昇温。

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載

北半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球500高度850気温
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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