全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2018年9月11日12UTC

アフリカS部で高気圧強まり、昇温

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、小~大。
アイスランドに寒冷渦、北欧に寒気トラフ。ヨーロッパにリッジ、暖気。黒海に寒冷渦。ロシアにリッジ。イランの高気圧強化。カラ海に寒冷渦、シベリア90~80Eに寒気トラフ。バイカル湖に寒冷渦。シベリア150Eに寒冷渦、日本のEにかけて寒気トラフ、日本に寒気。ベーリング海に高気圧、北極点へリッジのびる。太平洋180Eに大規模な寒冷渦。カナダN部(100W)に寒冷渦。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大。
南極大陸:20Eに寒冷渦、S方向にのびるトラフ周辺に強い寒気(850hPaで-40℃以下)。170~130Eにリッジ、暖気。南極点のオーストラリア側の強い寒気は縮小。
中緯度(30~70S):100Wに強い寒冷渦、935hPaの地上低気圧を伴う。他に50E、130E、180Wのトラフが目立つ。南アフリカ(30S以南)に暖気南下続く。オーストラリアSW部の寒気持続。同SE部にトラフ前面の暖気。ニュージーランドはトラフ抜けつつある。南米大陸40S以南にトラフの寒気、30S帯(30~40S)はリッジで昇温。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
サハラ砂漠の暖気縮小。アフリカ10S帯(10~20S)で高気圧強まり昇温。オーストラリア中部~E部にトラフ前面の暖気。

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載

北半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球500高度850気温
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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