全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2019年1月12日12UTC
アメリカW部に高気圧
【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、小~大。
大西洋25Wに高気圧。同25Wに低気圧。ギリシアのSWに寒冷渦。バレンツ海に寒冷渦。キルギス~アフガニスタンに寒気トラフ。シベリア115Eに寒冷渦、850hPa・-36℃以下の寒気、シベリア90Eに寒気トラフ。太平洋170Eに寒冷渦。北極海180Eに高気圧。太平洋145Wに寒気トラフ。アメリカ115Wに高気圧。アメリカ95Wに寒気トラフ。カナダE部60Wに寒冷渦。バッフィン湾に寒冷渦。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大。
南極大陸:50Eに高気圧。90Eにトラフ。145Eに寒冷渦。130Wにリッジ、暖気。40W(ウェッデル海)に寒冷渦。
中緯度(30~70S):アフリカのSの10Eに寒冷渦、850hPa・0℃が40Sまで北上。インド洋100Eに寒気トラフ、850hPa・4℃が35Sまで、オーストラリアSW部に暖気南下。タスマン海160Eに寒気トラフ。太平洋160Wに寒気トラフ。同120Wに寒冷渦、850hPa・4℃が40Sまで。南米大陸S部70Wに寒気トラフ、30S帯(30~40S)で昇温。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
アルジェリアに寒気トラフ、チャド~スーダンで昇温。オーストラリアW部、中部で高気圧強化、昇温。南太平洋110Wに低気圧。北大西洋25Wに寒気トラフ。
【850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り】
・北半球低極 -36℃:シベリア115E67N付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸145E75S
・高極 32℃:ナミビア、オーストラリアW部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載