全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年1月13日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスの高気圧:暖気東進
・トルコ~エジプトの寒気トラフ:寒気東進
・千島列島の寒冷渦:寒気南下
・カナダ80Wの寒冷渦:寒気南下
・アルゼンチン中部での昇温

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イギリスの高気圧:暖気東進、850hPa・-4℃線は65N
・ウクライナE部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が40N以南まで
・トルコ~エジプトの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25Nの少しN
・シベリア90Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が50N近くまで
・千島列島の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が35Nまで
・カナダ80Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-32℃線が55N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S以北まで
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・太平洋165Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S以北まで
・同90Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45S近くまで
・アルゼンチン中央部(40~30S)で昇温:850hPa・24℃以上の領域拡大

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:カナダ85W55N、75W58N付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸145E73S付近
・高極(13日00UTC) 28℃:オーストラリアW部、アルゼンチンW部
・高極(13日12UTC) 32℃:オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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