全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年8月16日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・バレンツ海のリッジ:暖気北上
・日本の寒気トラフ:寒気南下
・アラスカNW部の寒冷渦:寒気南下
・オーストラリアのWの寒気トラフ:寒気東進
・ブラジルのSの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にロシア~バレンツ海のリッジの流れで蛇行大
・イギリスの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は55N
・ポルトガルの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40N以南まで
・バレンツ海のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が75N近くまで
・カザフスタン75Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・16℃線が45Nまで
・日本の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・20℃線が35Nまで
・アラスカNW部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が60N近くまで
・ラブラドル海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25Sまで
・マダガスカルのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・オーストラリアのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30S、オーストラリアSW部で降温
・オーストラリアE岸の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25Sまで
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20Sまで
・ブラジルのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30S、アルゼンチン30S以北、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジルS部で降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -4℃:北極海とその周辺に散在
・南半球低極 -48℃:南極大陸110E72S付近
・高極(16日00UTC) 32℃:サウジアラビア~イランSW部、アメリカW部
・高極(16日12UTC) 36℃:イランW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です