全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年8月21日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北海の寒気トラフ:寒気東進
・バレンツ海のリッジ:暖気北上
・カナダ95Wの寒気トラフ:寒気南下
・ウェッデル海のリッジ:暖気南下
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にロシアの高気圧を周る流れで蛇行大
・北海の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は55N
・バレンツ海のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が75N以北まで
・太平洋155Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40Nまで
・カナダ95Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が60Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極半島のリッジの流れで蛇行大
・南極半島のリッジ:暖気南下、850hPa・-12℃線が75Sまで
・大西洋35Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25S
・南アフリカのEの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S以北まで
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:カラ海のN、グリーンランドNW部
・南半球低極 -44℃:南極大陸120E78S付近
・高極(21日00UTC) 32℃:サウジアラビア、アメリカW部
・高極(21日12UTC) 32℃:アラビア半島~イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/