全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年8月24日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア110Eの寒冷渦:寒気東進
・オホーツク海の寒冷渦:寒気東進
・カナダ125Wのリッジ:暖気北上
・バッフィン島(70W)の寒冷渦:寒気南下
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・イギリスのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は50N
・カラ海の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は70N
・シベリア110Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は50N
・オホーツク海の寒冷渦:寒気東進、850hPa・12℃線は45Nの少しS
・カナダ125Wのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が65N近くまで
・バッフィン島(70W)の寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が50N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25S以北まで
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・オーストラリアのEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30S
・太平洋140Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が35Sまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海の寒冷渦周辺
・南半球低極 -44℃:南極大陸に散在
・高極(24日00UTC) 32℃:アメリカSW部
・高極(24日12UTC) 32℃:サウジアラビア、イエメン、イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/