全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年8月27日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシアN部のリッジ:暖気東進
・日本海の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ65Wの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリア120Eの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ロシアN部のリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は70Nの少しS
・シベリア90Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が55Nまで
・日本海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が35N近くまで
・カナダ65Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は50Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南極大陸00Eの寒冷渦:S側で降温、850hPa・-48℃以下の領域出現
・オーストラリア120Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しS
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40Sまで
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40Sまで
・アルゼンチン30S以北、パラグアイで昇温:850hPa・20℃以上

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:バレンツ海、カラ海、グリーンランド
・南半球低極 -48℃:南極大陸10E82S、110E74S付近
・高極(27日00UTC) 28℃:アルジェリアとその周辺、アラビア半島~イランW部、アメリカSW部
・高極(27日12UTC) 32℃:サウジアラビアW部、イランW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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