全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年9月28日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア70Eの寒冷渦:寒気南下
・カナダ110Wのリッジ:暖気東進
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下
・南インド洋60Eの寒気トラフ:寒気北上
・南太平洋110Wの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ドイツの寒冷渦:850hPa・0℃以下の寒気
・シベリア70Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が50Nまで
・カナダ110Wのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は65Nの少しS
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が35N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋10Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで
・インド洋60Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・同110Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:60N以北に散在
・南半球低極 -44℃:南極点周辺
・高極(28日00UTC) 28℃:マリ~エジプト、アンゴラ、ナミビア、アメリカW部
・高極(28日12UTC) 28℃:アフリカ大陸の広範囲、アラビア半島、イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/