全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年10月10日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北海の寒気トラフ:寒気東進
・カザフスタン80Eの寒気トラフ:寒気東進
・日本海の寒冷渦:寒気東進
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリアのSの寒冷渦:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・北海の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は50N
・ウクライナの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が45Nまで
・カザフスタン80Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45N
・日本海の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は30N
・日本付近で暖気北上:850hPa・16℃線が40Nまで
・カナダ110Wのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は65Nの少しN
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・インド洋60Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・オーストラリアのS(120E)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで、オーストラリアSW部で降温
・太平洋100Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:グリーンランド
・南半球低極 -36℃:南極点周辺
・高極(10日00UTC) 28℃:ナミビア
・高極(10日12UTC) 28℃:アンゴラ~南アフリカ、サウジアラビアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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