全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年10月18日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランス~イギリスのリッジ:暖気北上
・日本の寒気トラフ:寒気東進
・カナダ100Wのリッジ:暖気東進
・五大湖の寒冷渦:寒気南下
・南インド洋95Eの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋170W~グリーンランドの流れで蛇行大
・フランス~イギリスのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が50N近くまで
・北欧の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が60N近くまで
・日本の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Nの少しS
・カナダ100Wのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は65N
・五大湖(80W)の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が35N以南まで
・バッフィン島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が60N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・インド洋95Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が35S近くまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:グリーンランドN部
・南半球低極 -32℃:南極大陸の広範囲
・高極(18日00UTC) 24℃:モーリタニアとその周辺、ザンビア、スーダン、サウジアラビアN部、メキシコ、ブラジル
・高極(18日12UTC) 28℃:ザンビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧

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