全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年10月20日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・バレンツ海の寒冷渦:寒気南下
・ウクライナの寒冷渦:寒気南下
・シベリア130Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ90Wの寒気トラフ:ブロッキング
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にアメリカ90W~北欧の流れで蛇行大
・アイスランドのSWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が55Nまで
・ドイツのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が55Nまで
・バレンツ海の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8線が65N以南まで
・ウクライナの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が45N以南まで
・イランのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が40N以北まで
・シベリア130Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が55Nまで
・アメリカ90Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・4℃線は30Nの少しS
・ラブラドル海のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が60Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南極大陸40Eのリッジの流れで蛇行大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・インド洋100Eの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は30Sの少しS
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45Sまで
・チリ・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:グリーンランドN部
・南半球低極 -32℃:南極大陸00E87S、110E73S付近
・高極(20日00UTC) 24℃:アフリカ大陸の広範囲に散在、サウジアラビア、イラク、ブラジル
・高極(20日12UTC) 28℃:ナミビア~ザンビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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