全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年10月22日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ノルウェーのNの寒冷渦:寒気南下
・カザフスタン65Eの寒気トラフ:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ120Wの寒気トラフ:寒気南下
・アルゼンチンE部の寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・ノルウェーのNの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が65N近くまで
・バルカン半島のリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は45N
・カザフスタン65Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が50N近くまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が45N以南まで
・アメリカ120Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が40Nまで
・グリーンランドのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が75Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南極大陸00Eの高気圧:暖気南下、850hPa・-20℃線が85S以南まで
・マダガスカルのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S、南アフリカE部で降温
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・ニュージーランドのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は50Sの少しS
・太平洋170Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・アルゼンチンE部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:グリーンランドNE部
・南半球低極 -32℃:南極大陸の広範囲
・高極(22日00UTC) 24℃:ナミビア~ザンビア、スーダン、サウジアラビア、アメリカ中央部、メキシコ、ブラジル
・高極(22日12UTC) 28℃:ナミビア~タンザニア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/