全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年10月24日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・バルカン半島~北欧のリッジ:暖気東進
・ロシア45Eの寒気トラフ:寒気南下
・日本の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ110Wの寒気トラフ:寒気南下
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にアメリカ110Wの寒気トラフの流れで蛇行大
・大西洋35Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が45Nまで
・バルカン半島~北欧のリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は55N
・ロシア45Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が50Nまで
・日本の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30N近くまで
・アメリカ110Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が35N以南まで
・カナダ70Wのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が55N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・オーストラリアW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は20Sの少しN
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・アルゼンチンE部のリッジ:暖気南下、850hPa・12℃線が40S近くまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:バッフィン島N部、グリーンランドNE部
・南半球低極 -32℃:南極大陸100E87S~145E71S付近
・高極(24日00UTC) 24℃:ナミビア~ザンビア、チャド、サウジアラビアN部、オーストラリアN部、アメリカS部、メキシコ
・高極(24日12UTC) 28℃:ナミビア~タンザニア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/