全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年10月28日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパのリッジ:暖気北上
・シベリア85Eの寒気トラフ:寒気東進
・日本海N部の寒冷渦:寒気東進
・カナダ60Wの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンのSEの寒冷渦:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ヨーロッパのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が50N以北まで
・トルコE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が40Nまで
・シベリア85Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は45Nの少しN
・日本海N部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は40Nの少しS
・アメリカ100Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が30N以南まで
・カナダ60Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は50N
・グリーンランドS部のリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70N以北まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSEの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・オーストラリアE岸の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30Sの少しS
・ニュージーランドのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は50Sの少しN
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・アルゼンチンのSE(60W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・アルゼンチン40S以北で昇温:850hPa・20℃以上の領域出現

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:バッフィン島N部~グリーンランドN部
・南半球低極 -32℃:南極大陸145E75S付近
・高極(28日00UTC) 28℃:メキシコ
・高極(28日12UTC) 28℃:ナミビア~タンザニア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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