全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年11月13日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・アイスランドのリッジ:暖気北上
・ロシア55Eの寒冷渦:寒気南下
・日本N部の寒気トラフ:寒気東進
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリア140Eの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にポーランドの高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40N
・アイスランドのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70N近くまで
・ロシア55Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が55N以南まで
・中国E部で寒気南下:850hPa・16℃線が25Nまで
・日本N部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は40N
・アメリカ115Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が30N近くまで
・同85Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は35Sの少しN
・オーストラリア140Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・太平洋100Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は30S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -24℃:シベリア125Eの寒冷渦周辺、シベリア145E65N付近
・南半球低極 -28℃:南極大陸の広範囲
・高極(13日00UTC) 24℃:メキシコ、ボリビアS部とその周辺
・高極(13日12UTC) 28℃:アンゴラ
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/