全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年1月13日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア130Eの寒冷渦:寒気強化
・アメリカ・カナダ110Wのリッジ:暖気北上
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下
・アルゼンチンのEの寒冷渦:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ドイツの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45N
・パキスタンの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25N
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が35N以南まで
・シベリア130Eの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-44℃以下の領域出現
・アメリカ・カナダ110Wのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が55N近くまで
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が35N以南まで
・カナダ70Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・オーストラリアのS(120E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・アルゼンチンのE(55W)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・16℃線が20S近くまで、アルゼンチン30S以北で降温
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -44℃:シベリア125E63N、140E63N付近
・南半球低極 -20℃:南極点周辺
・高極(13日00UTC) 28℃:ナミビア~南アフリカ
・高極(13日12UTC) 32℃:南アフリカS部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/