全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年1月15日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・西ヨーロッパの寒気トラフ:寒気東進
・中国120Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ85Wのリッジ:暖気東進
・バッフィン島の寒冷渦:寒気南下
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・西ヨーロッパの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Nの少しS
・中国120Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が25Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-20℃線は40Nの少しN
・アメリカ85Wのリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は50N
・バッフィン島の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-20℃線が55N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S以北まで
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -44℃:シベリア135E57N付近
・南半球低極 -20℃:南極点周辺
・高極(15日00UTC) 28℃:ナミビアS部、南アフリカ
・高極(15日12UTC) 32℃:南アフリカ
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/