全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年2月16日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリスのWのリッジ:暖気北上
・ロシア45Eの寒冷渦:寒気南下
・アメリカ100Wの寒冷渦:寒気南下
・カナダ90Wの寒気トラフ:寒気南下
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・イギリスのWのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が55Nまで
・ロシア45Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が40Nまで
・太平洋165Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30N
・アメリカ100Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が35N以南まで
・カナダ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-24℃線が50N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・マダガスカルのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・オーストラリアのS(120E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア140E63N、カナダ90W70N付近
・南半球低極 -28℃:南極点周辺
・高極(16日00UTC) 24℃:アフリカ大陸~パキスタンに散在、オーストラリア、メキシコ、アルゼンチンW部、ブラジル中央部
・高極(16日12UTC) 28℃:ナミビア、ウガンダ、エチオピア、オーストラリア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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