全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年4月9日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・スヴァールバル諸島のリッジ:暖気北上
・シベリア90Eの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ85Wのリッジ:暖気東進
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSEの寒冷渦:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・スヴァールバル諸島のリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が80Nまで
・シベリア90Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45Nまで
・太平洋150Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は40N
・同155Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35N以南まで
・カナダ85Wのリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は65Nの少しS
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・南アフリカW部の寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・4℃線は30S、南アフリカW部で降温
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しS
・オーストラリアのSEの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は50Sの少しN

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:シベリア120E67N、アラスカ165W66N付近
・南半球低極 -40℃:南極点付近
・高極(9日00UTC) 28℃:チャドとその周辺
・高極(9日12UTC) 28℃:チャド~エチオピアNW部、中国120E付近

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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