全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年7月31日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア65Eの高気圧:暖気北上
・カナダ105Wのリッジ:暖気東進
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気南下
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・南インド洋の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・シベリア65Eの高気圧:暖気北上、850hPa・12℃線が75Nまで
・シベリア110Eのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が55N以北まで
・日本N部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・16℃線が40N近くまで
・カナダ105Wのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は55Nの少しS
・アメリカNE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が40N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にインド洋60Eのリッジの流れで蛇行大
・大西洋40Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Sの少しN
・インド洋85Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・ニュージーランドS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:グリーンランドのN
・南半球低極 -48℃:南極大陸110E73S付近
・高極(31日00UTC) 32℃:アルジェリアとその周辺、サウジアラビア、アフガニスタン、アメリカSW部
・高極(31日12UTC) 36℃:イラン、アフガニスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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