全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年8月5日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イタリアの寒冷渦:寒気南下
・ウクライナE部の高気圧:暖気北上
・バレンツ海のリッジ:暖気北上
・アラスカのリッジ:暖気北上
・ニュージーランドのEの寒冷渦:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・イギリスの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が50N近くまで
・イタリアの寒冷渦:寒気南下、850hPa・16℃線が35N以南まで
・ウクライナE部の高気圧:暖気北上、850hPa・20℃線が50Nまで
・バレンツ海のリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が80N以北まで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・16℃線が40Nまで
・アラスカのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が70Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋05Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しS
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・ニュージーランドのEの寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・太平洋115Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -44℃:南極大陸50E76S、80E78S、140E80S付近
・高極(5日00UTC) 32℃:アルジェリアとその周辺、アラビア半島~アフガニスタン、アメリカSW部、メキシコN部
・高極(5日12UTC) 36℃:イラン、アフガニスタン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/