全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年8月26日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・カザフスタン55Eの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア120Eの高気圧:暖気北上
・南極大陸40Wの高気圧:暖気南下
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・ブラジルのSの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にシベリア65Eの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・イギリスの寒冷渦:寒気東進、850hPa・12℃線は40N
・ベラルーシのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が60Nまで
・シベリア65Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が65N以南まで
・カザフスタン55Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が45N近くまで
・シベリア120Eの高気圧:暖気北上、850hPa・12℃線が75N近くまで
・日本のEの高気圧:暖気北上、850hPa・16℃線が50N近くまで
・ベーリング海峡の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が60N近くまで
・カナダ95Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が70N以南まで
・同75Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南極大陸40Wの高気圧:暖気南下、850hPa・-20℃線が南極点まで
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は25Sの少しN、南アフリカ、ボツワナで降温
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S近くまで
・ニュージーランドS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・ブラジルのS(40W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25S以北まで、パラグアイ、ウルグアイ、ブラジルS部で降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、カナダN部
・南半球低極 -40℃:南極大陸110E75S、140E74S付近
・高極(26日00UTC) 32℃:スーダンNE部~イランSW部
・高極(26日12UTC) 36℃:サウジアラビア、イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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