全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年10月16日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ウクライナの寒気トラフ:寒気東進
・サハリンのWの寒冷渦:寒気南下
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアE岸の寒気トラフ:寒気北上
・アルゼンチンN部、パラグアイでの昇温

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ウクライナの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45Nの少しS
・モンゴルW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45Nの少しS
・サハリンのWの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が45N以南まで
・アメリカ110Wのリッジ:昇温、850hPa・12℃線は50N
・同85Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30N以南まで
・ラブラドル海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が50N近くまで
・グリーンランドW岸の寒冷渦:寒気強化、850hPa・-28℃以下の領域出現
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・インド洋85Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・オーストラリアE岸の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・アルゼンチン30S以北、パラグアイで昇温:850hPa・24℃以上の領域出現

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:グリーンランド
・南半球低極 -36℃:南極大陸110E74S付近
・高極(16日00UTC) 28℃:メキシコNW部
・高極(16日12UTC) 28℃:ナミビア~ザンビア、サウジアラビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です