全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2023年12月26日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・日本N部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ110Wのリッジ:暖気北上
・アメリカ95Wの寒冷渦:寒気東進
・南アフリカのSEの寒気トラフ:寒気北上
・オーストラリアの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリア80E~スヴァールバル諸島のリッジの流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が40N近くまで
・日本N部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が40Nまで
・太平洋150Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が30Nまで
・カナダ110Wのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が60Nまで
・アメリカ95Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-4℃線は35N
・カナダ70Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのSE(40E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・オーストラリアのS(120E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sまで
・太平洋140Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・ブラジルのS(45W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・16℃線が25Sまで、ブラジルS部で降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:グリーンランド
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(26日00UTC) 24℃:ナミビア、オーストラリア、ブラジル、ボリビア
・高極(26日12UTC) 28℃:ナミビア、オーストラリア

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です