全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年2月7日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア60Eの寒冷渦:寒気東進
・シベリア80Eのリッジ:暖気北上
・アメリカSW部の寒気トラフ:寒気東進
・アメリカ90Wのリッジ:暖気東進
・アルゼンチンS部の寒冷渦:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリア80Eのリッジの流れで蛇行大
・ロシア60Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-8℃線は45N
・シベリア80Eのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が65Nまで
・太平洋180Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が30N以南まで
・アメリカSW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25Nの少しS
・アメリカ90Wのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は45Nの少しS
・バッフィン島の寒冷渦:寒気東進、850hPa・-20℃線は60N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカのS(20E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで
・インド洋65Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45Sまで
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は45S
・アルゼンチンS部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:バッフィン島
・南半球低極 -24℃:南極大陸90E~155E
・高極(7日00UTC) 28℃:ボツワナ、アルゼンチンW部
・高極(7日12UTC) 32℃:ボツワナ

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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