全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年2月28日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イタリアのSの寒冷渦:寒気南下
・シベリア115Eの寒冷渦:寒気南下
・アメリカ100Wの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ95Wの寒気トラフ:寒気南下
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45Nの少しS
・イタリアのSの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が25Nまで
・シベリア115Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が40N近くまで
・アメリカ100Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が35Nまで
・カナダ95Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-28℃線が55N以南まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・オーストラリアのS(125E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:グリーンランド
・南半球低極 -32℃:南極大陸130~160E付近
・高極(28日00UTC) 28℃:ナミビア、メキシコ
・高極(28日12UTC) 32℃:ナミビア

※ ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の図を貼ることができなくなっています。
x(旧ツイッター)の「気温のページ」に貼り付けた図をご覧ください。また、
ECMWFホームページ:https://charts.ecmwf.int/、
あるいは当サイトの「天気図ムービー」:http://kion-web.com/charts_movie/ からもご覧になれます。
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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