全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年5月19日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・カザフスタン65Eの寒冷渦:寒気東進
・モンゴルのリッジ:暖気北上
・アメリカ120Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSEの寒気トラフ:ブロッキング
・アルゼンチン60Wの寒冷渦:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋35Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は50N
・スヴァールバル諸島の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-16℃線が75Nまで
・カザフスタン65Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は35Nの少しN
・モンゴルのリッジ:暖気北上、850hPa・24℃線が50Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40Nまで
・アメリカ120Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S以北まで
・インド洋55Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・オーストラリア125Eの寒冷渦:寒気北上、850hPa・16℃線が15S以北まで
・オーストラリアのSE(155E)の寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・4℃線は35Sの少しN
・チリのSW(85W)の寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しS
・アルゼンチン60Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:グリーンランドのNE~タイミル半島
・南半球低極 -44℃:南極大陸110E付近
・高極(19日00UTC) 32℃:メキシコ
・高極(19日12UTC) 32℃:中国75~90E付近
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/