全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年5月21日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北欧のWのリッジ:暖気北上
・シベリア100Eのリッジ:暖気東進
・モンゴルのリッジ:暖気東進
・オーストラリアE部の寒気トラフ:寒気北上
・チリの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・イギリスのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45N
・北欧のWのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70Nまで
・ロシアNE部(50E)の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が60Nまで
・シベリア100Eのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は70N
・モンゴルのリッジ:暖気東進、850hPa・24℃線は50Nの少しS
・五大湖付近(85W)のリッジ:ブロッキング、850hPa・12℃線は45Nの少しN
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋05Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25Sまで
・インド洋80Eの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで
・オーストラリアE部(150E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25S以北まで
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が20S近くまで
・チリの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25S近くまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:北極海~バレンツ海
・南半球低極 -44℃:南極大陸115~155E付近
・高極(21日00UTC) 32℃:メキシコ、アメリカS部
・高極(21日12UTC) 32℃:パキスタン、インド、中国80~105E付近
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/