全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年6月15日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・チュニジアのリッジ:暖気北上
・日本のEのリッジ:暖気東進
・カナダ100Wのリッジ:暖気北上
・ニュージーランドのWの寒冷渦:寒気北上
・アルゼンチンのEの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・チュニジアのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が40Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が40Nまで
・日本のE(150E)リッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は45Nの少しS
・カナダ100Wのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が55N近くまで
・アメリカE岸の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・8℃線が40N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が25Sまで
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30S近くまで
・ニュージーランドのW(165E)の寒冷渦:寒気北上、850hPa・8℃線が25Sまで
・アルゼンチンのE(50W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は35S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、カナダN部
・南半球低極 -44℃:南極大陸105~150E付近
・高極(15日00UTC) 32℃:マリ、アルジェリアS部、サウジアラビアS部、アメリカS部、メキシコ
・高極(15日12UTC) 32℃:スーダンNE部~中国85E付近
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/