全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月15日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・アイスランドの寒冷渦:寒気東進
・ポーランド~フィンランドのリッジ:暖気東進
・シベリア100Eのリッジ:暖気北上
・オーストラリア130Eの寒気トラフ:寒気東進
・南太平洋160Wの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・アイスランドの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は50N
・バレンツ海のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が80Nまで
・ポーランド~フィンランドのリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は65N
・ロシア60Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が50Nまで
・シベリア100Eのリッジ:暖気北上、850hPa・20℃線が55Nまで
・オホーツク海N部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・マダガスカルのS(50E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しS
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・オーストラリア130Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・太平洋160Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25S以北まで
・同85Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、チュコート海
・南半球低極 -44℃:南極大陸140E付近
・高極(15日00UTC) 32℃:サウジアラビア~アフガニスタン、アメリカSW部
・高極(15日12UTC) 36℃:サウジアラビア~アフガニスタン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/