全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月19日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア130Eのリッジ:暖気東進
・カナダ105Wのリッジ:暖気北上
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリア135Eの寒気トラフ:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にカナダ105Wのリッジの流れで蛇行大
・アイスランドのSの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
・シベリア130Eのリッジ:暖気東進、850hPa・16℃線は60N
・カナダNW部で暖気北上:850hPa・16℃線が70Nまで
・カナダ105Wのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が55Nまで
・同80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が45Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が30Sまで
・インド洋80Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで
・オーストラリア135Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Sの少しS
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S近くまで
・チリのWの寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が30S以北まで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海
・南半球低極 -40℃:南極点近く
・高極(19日00UTC) 32℃:アラビア半島~アフガニスタン、アメリカ中央部、メキシコN部
・高極(19日12UTC) 36℃:サウジアラビア、イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/