全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月22日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア40Eのリッジ:暖気北上
・日本付近での暖気北上
・バッフィン湾のリッジ:暖気東進
・南アフリカのSEの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンS部の寒冷渦:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が50Nまで
・ロシア40Eのリッジ:暖気北上、850hPa・16℃線が60N近くまで
・日本付近で暖気北上:850hPa・20℃線が45Nまで
・バッフィン湾のリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は70Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が25S近くまで
・南アフリカのSEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
・オーストラリアのW(100E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・オーストラリアのSE(155E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS
・アルゼンチンS部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・12℃線は20S、アルゼンチンN部、パラグアイで降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -8℃:北極海、カナダN部
・南半球低極 -36℃:南極大陸の広範囲
・高極(22日00UTC) 32℃:アルジェリア、サウジアラビア、アメリカW部、メキシコN部
・高極(22日12UTC) 36℃:サウジアラビア~イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧8月22日12UTC
北半球500hPa高度8月22日12UTC
南半球海面気圧8月22日12UTC
南半球500hPa高度8月22日12UTC
全球500hPa高度8月22日12UTC

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