全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年8月30日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア50Eの寒気トラフ:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ90Wの寒冷渦:寒気東進
・南アフリカのEの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリア130Eの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・バレンツ海のリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が75Nまで
・ロシア50Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が60N近くまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が45Nまで
・太平洋160Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・8℃線が45Nまで
・カナダ90Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・12℃線は45Nの少しS
・同75Wのリッジ:暖気東進、850hPa・12℃線は55Nの少しN
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特に太平洋140W~大西洋30Wの流れで蛇行大
・大西洋30Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S近くまで
・南アフリカのEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・オーストラリア130Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30S
・チリの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は25S
・ウルグアイのリッジ:暖気南下、寒気南下、850hPa・20℃線が30Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:グリーンランドN部
・南半球低極 -40℃:南極大陸150E付近
・高極(30日00UTC) 32℃:ペルシア湾とその周辺
・高極(30日12UTC) 32℃:アラビア半島~イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧8月30日12UTC
北半球500hPa高度8月30日12UTC
南半球海面気圧8月30日12UTC
南半球500hPa高度8月30日12UTC
全球500hPa高度8月30日12UTC

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です