全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年9月27日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア85Eの寒気トラフ:寒気南下
・カナダ85Wのリッジ:暖気北上
・オーストラリア115Eの寒気トラフ:寒気東進
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリア65Eのリッジの流れで蛇行大
・ヨーロッパの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が40N近くまで
・シベリア80Eのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は65N
・同85Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45N近くまで
・カナダ85Wのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が65Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40Sまで
・オーストラリア115Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25S
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しS
・太平洋110Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで
・ブラジルS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は25S
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:グリーンランドNE部
・南半球低極 -40℃:南極点周辺
・高極(27日00UTC) 28℃:アンゴラS部とその周辺、アルジェリアS部~イラン、アメリカW部、メキシコNW部
・高極(27日12UTC) 32℃:アンゴラ、サウジアラビア、イラン
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/