全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年10月6日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ポーランドの寒冷渦:寒気南下
・シベリア65Eの寒気トラフ:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・カナダ90Wの寒冷渦:寒気南下
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ノルウェーのWの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が60N近くまで
・ポーランドの寒冷渦:寒気南下、850hPa・12℃線が35Nまで
・ロシアS部(40E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・16℃線は45Nの少しN
・シベリア65Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が55N近くまで
・イランの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が35Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が40N近くまで
・サハリンの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は55Nの少しS
・カナダ90Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が45N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にオーストラリアのS(140E)~太平洋90Wの流れで蛇行大
・大西洋35Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が40S近くまで
・オーストラリアのS(130E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線は40Sまで
・太平洋130Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・同85Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は15S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -12℃:北極海、シベリアN部
・南半球低極 -40℃:南極点近く、南極大陸110E付近
・高極(6日00UTC) 28℃:アルジェリア、サウジアラビア、アメリカSW部、メキシコNW部
・高極(6日12UTC) 28℃:アルジェリア~アフガニスタン、アメリカSW部、メキシコNW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球海面気圧10月6日12UTC
北半球500hPa高度10月6日12UTC
南半球海面気圧10月6日12UTC
南半球500hPa高度10月6日12UTC
全球500hPa高度10月6日12UTC

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