全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年10月18日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・アイスランドのSの寒冷渦:寒気東進
・ウクライナE部の寒冷渦:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカ115Wの寒冷渦:寒気南下
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・アイスランドのSの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は45Nの少しS
・ロシアNW部のリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は70N
・ウクライナE部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・12℃線が35N以南まで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が45N以南まで
・アメリカ115Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が40N以南まで
・カナダ80Wのリッジ:暖気北上、850hPa・4℃線が60N以北まで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南アフリカの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・インド洋95Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・太平洋150Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
・同95Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・4℃線が25Sまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:シベリア、グリーンランド
・南半球低極 -36℃:南極大陸150E付近
・高極(18日00UTC) 24℃:アフリカ大陸~イラン、メキシコ、アルゼンチンN部
・高極(18日12UTC) 28℃:アンゴラ、ナミビア、サウジアラビア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/