全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年10月21日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランスのWの寒気トラフ:寒気東進
・中国105Eの寒気トラフ:寒気南下
・アラスカのリッジ:暖気東進
・バッフィン島の寒冷渦:寒気南下
・オーストラリアSE部のリッジ:暖気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・フランスのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しS
・カザフスタン60Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しS
・中国105Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35Nまで
・アラスカのリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は65Nの少しS
・バッフィン島の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-8℃線が55Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・インド洋55Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Sの少しS
・オーストラリアのW(110E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25Sの少しS
・オーストラリアSE部(145E)のリッジ:暖気東進、850hPa・20℃線は35S
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:シベリア140E付近、グリーンランド
・南半球低極 -32℃:南極大陸に散在
・高極(21日00UTC) 28℃:ザンビアW部とその周辺
・高極(21日12UTC) 28℃:ナミビア~ザンビア、サウジアラビア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/