全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2024年12月6日12UTC
★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・リビアN部の寒冷渦:寒気南下
・カザフスタン60Eの寒気トラフ:寒気南下
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下
・アメリカのEの寒気トラフ:寒気東進
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にカナダW部のリッジの流れで蛇行大
・イギリスのW(20W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Nの少しN
・リビアN部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が25N近くまで
・カザフスタン60Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が50N以南まで
・中国110Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が40Nまで
・ハワイのN(155W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は20N
・アメリカのE(65W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は35Nの少しN
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・オーストラリアのS(120E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・南米大陸S部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -24℃:シベリア135E付近、カナダN部、グリーンランド
・南半球低極 -16℃:南極大陸の広範囲
・高極(6日00UTC) 28℃:ボツワナとその周辺
・高極(6日12UTC) 32℃:ナミビア
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/